【5月12日 滋賀】特別セミナー「歯科診療所経営環境の現状と将来」 開催

特別セミナー 開催

歯科診療所経営環境の現状と将来
~”歯科診療所経営”と”歯科医師家計経営”~

セミナーは終了いたしました。
ご来場いただき、誠にありがとうございました。


開催にむけて

歯科界においては永年、漸減傾向を辿ってきたわが国の歯科医療受療率は、1997年9月の「社保本人2割負担」導入以降10年間以上、長期的かつ大幅な減少を続け当然のごとく診療報酬の大幅な減少をも伴っています。多くの歯科医師は、これら「社会保険医療体制の縮減・形骸化」が歯科界全般にどのような影響を与えるのか、自らの歯科診療所の将来はどうなるのか、大きな不安を持ちながら見守り続けています。歯科界は、自らの相対的な政治的・社会的力量の減退と相俟って、新たな戦略的の再構築を迫られているのです。

過去、歯科界においては、「医療費本人負担の増大」「歯科医師急増」「長期不況」が、歯科診療所経営を悪化させた主因だとする意見が大勢を占め自らの生存をかけて、また、自らが実現可能な「歯科医師急増阻止」のみを戦略の中心に据えてきました。過去あらゆる業界・団体において「マクロ的縮小均衡(小さくなったパイを、少なくした数で分け合う)路線」の先には、豊かな未来が実現できなかったことを忘れるべきではありません。

マクロ的には歯科界はこれからも混乱と調整が続くことでしょう。このような中、ミクロ的すなわち個別歯科診療所次元において、今何をすべきなのでしょう。歯科診療所経営者たる歯科医師の多くは、税理士・公認会計士・経営コンサルタントの指導に粛々と従いつつも、「この延長線上に果たして明るい未来が存在するのか」との疑問が湧き上がり、「子弟への医業承継の是非はおろか自らの歯科診療所が経営破綻・廃業に追い込まれてしまうのではないか」という不安を拭い去ることができません。果たして歯科診療所の将来はマクロ的にもミクロ的にも、暗く閉ざされたものであり、いかなる手段を以ってしても良化しないものなのでしょうか。

この答えは、歯科界全体特に歯科診療所経営者たる歯科医師自身が、歯科界及び歯科診療所経営を取り巻く政治・経済・社会情勢及び自診療所の主体的力量を精緻に分析し、これらを基本とした新たな抜本的・具体的なマクロ・ミクロ戦略を再構築し、果敢に実施すること以外に道はありません。

講師のご紹介


赤石健司
株式会社ジャパンデンタル 代表取締役社長
明海大学歯学部客員教授
朝日大学歯学部非常勤講師

開催概要

日時:2013年5月12日(日) 13:00〜15:00
場所:栗東芸術文化会館 さきら 研修室
滋賀県栗東市綣2-1-28 (TEL:077-551-1455)
定員:30名(定員になり次第、締切らせて頂きます)
参加費:3,000円(税込)

主催:ADI(株式会社浅野歯科産業)
協賛:株式会社ヨシダ