猫ちゃんが嫌がらない“なめるだけ”オーラルケア
注目のロイテリ菌から「猫専用」登場
2022年10月3日歯科医院向けに販売開始

 歯科用医療関連製品の開発・販売を行う株式会社ADI.G（読み：エイディアイドットジー、本社：神奈川県横浜市、代表取締役社長：浅野弘治）は、猫専用に開発したオーラルケアサプリメント『ニャンズ』を、歯科医院向けに2022年10月3日より販売開始します。

歯科医療現場で採用されている「ロイテリ菌」を猫専用に開発

『ニャンズ』は、猫のオーラルケア専用に開発された液体タイプのサプリメントです。味やにおいに敏感な愛猫にも安心の無味無臭で、1日5滴目安を、水やおやつなどに混ぜて与えます。

『ニャンズ』には、L.ロイテリ菌プロデンティス（DSM 17938、ATCC PTA 5289菌株）という乳酸菌が配合されています。ロイテリ菌は、口腔内の細菌バランスを健康に保つよう寄与することが学術的に確認され、歯科医療の現場で歯周病の治療にも使われている注目の菌です。

猫も人間と同様、オーラルケアをしないと歯周病や虫歯になってしまいますので、理想は毎食後、最低でも週2～3回の歯みがきが推奨されています。しかし、猫は基本的に口を触られることが苦手なため、「愛猫が歯みがきを嫌がる」「いつまでも歯みがきに慣れない」と悩む飼い主さんは多いようです。『ニャンズ』には、ロイテリ菌が1日目安の5滴に約3億個含まれていますので、普段の歯みがきにプラスとしてはもちろん、歯みがきを嫌がる猫のオーラルケアとして、飼い主さんにも猫にもストレスなく取り入れていただけることが特長です。

ロイテリ菌とは？ 

ロイテリ菌は、母乳由来の特別な乳酸菌で、人間に有害な悪玉菌に対しては「ロイテリン」という天然の抗生物質をつくって殺菌・抑制しますが、人間に有益な善玉菌は攻撃しない特性をもっています。人間の多様な体内菌バランスを整えながら定着・共存する、安全安心な菌です。 

優れた働きと安全性の高さから、世界100以上の国や地域の歯科医療機関に採用されています。

販売開始の背景、特長

■大切なペットに最高の愛情　ストレスないオーラルケア

ペットは自分自身で食事や衛生管理ができないため、健康状況は飼い主によって左右されます。また、適切なオーラルケアをしないと、人間と同じように虫歯や歯周病にもなってしまいます。
しかし、歯みがきが苦手なペットは多く、飼い主も嫌がるペットに強制することは難しいため、飼い主とペットの双方にストレスがないオーラルケアを提供したいとの想いから、日常生活の中で自然に本格ケアができる製品を開発しました。

■介護・乳児向け製品を、猫専用に応用

歯周病菌は、歯の脱落を引き起こすイメージが強いですが、実は口腔内にとどまることなく血液で全身に運ばれ、各所で炎症を引き起こし、糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞、誤嚥性肺炎などのリスクも高めることが明らかになっています。一方、ロイテリ菌は、歯周病菌や虫歯菌を抑制し、腸内の菌質も整えて、本来の免疫機能をサポートするという働きを持っているため、液体タイプのロイテリ菌は、介護の現場や、乳児のケアとして使用されています。
このロイテリ菌を、初めて猫の口腔ケア用として開発したのが『ニャンズ』です。

製品概要